Grand Theft Auto V(GTAV)の警察プレイスクリプトMODであるLSPDFRの情報を日本語でまとめたものです。LSPDFRの導入、プレイ方法、関連プラグイン及びスクリプトなどについて解説していきます。

この項目では、プラグインとスクリプトの概要について説明する。

プラグインやスクリプトとは?

GTA5界隈においては、プラグインとスクリプトは概ね同じような意味を持つ。
RPHやScripthook等ライブラリを利用し、GTA5プレイ中にゲーム本体には含まれないプログラムを作動させ、
様々な追加機能をゲーム中に実行するプログラムファイルのこと。
一般的にはそれらの総称としてスクリプトMODという呼称が使われており、GTA3以降は様々なものが制作されてきた。
LSPDFR及び前作のLCPDFRもスクリプトMODの一種である。

G17 Mediaの警察スクリプトMODのファンにとっては、LCPDFR1.0の発表以降、プラグインという言葉にはもう一つの意味がある。
それはLCPDFRの拡張機能を利用し、新たな事件や機能を追加するLCPDFR専用のプログラムファイルのこと。
LCPDFR自体がスクリプトMODなわけだが、それをさらにカスタマイズするスクリプトMODをプラグインと呼んでいるのである。
由来はLCPDFR専用拡張機能を格納するフォルダがpluginsであり、G17 Media公式もそのように呼称していたことから。
LCPDFR1.0でこの機能が追加されて以降、優れた技量を持つ一部のLCPDFRファンが様々なスクリプトMODを開発してきた。
特に事件の種類を増やすものが多く、LCPDFR本体の面白さをさらに強化することになった。

LSPDFRにも拡張機能は引き継がれ、専用プラグインの開発は活発に行われている。
やはり事件の種類を増やすものが多いがそれだけではなく、LSPDFR本体には含まれていない機能を追加するものや、
本体の機能を踏まえつつそれをさらに強化するものなど、さらに幅広い拡張機能が開発・発表されている。
またLSPDFRユーザー向けに、LSPDFRのプラグイン機能とは別に動作するスクリプトMODも多数が発表されている。
LSPDFRプレイをさらに深くするものとして、LSPDFR用プラグインは今や欠かせないものなのだ。

この項目と以降のプラグイン・スクリプトの紹介においては、LSPDFRユーザー向けの追加プラグインやスクリプトについて説明していく。

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プラグインとスクリプトの種類

プラグインやスクリプトの種類は以下のような物がある。
但しその種別は管理人が便宜的に思いついたものであり、以下のような区分と呼称が一般的というわけではない。
このまとめ記事を見る上での参考程度のものである。
種類特徴
使用するライブラリから見た区分
RPHのプラグインRPHを利用して動作するプラグイン(スクリプト)。ゲームフォルダに作ったPluginsフォルダに格納されて動く。LSPDFRはこれの一種である。
ScriptHookvを使うものScripthookvを利用して動作するスクリプト。ゲームフォルダにファイルを直接置くか、又はゲームフォルダにScriptsフォルダを作成して格納する。ScriptHookVを利用するスクリプトMODの性質として、ゲームと連動して自動的に起動というのもあげられる。Simple Trainer for GTA Vが有名。
動作から見た区分
LSPDFR用プラグインLSPDFRプレイ中に動作するもので、Pluginsフォルダ内のLSPDFRフォルダに格納して使う。LSPDFRで警察官の状態である時のみに機能する、純粋にLSPDFRプレイ向けのもの。事件の追加やLSPDFR機能の強化・改善など、勤務中でなければ意味がないものはこの方式を取る。またLSPDFRがRPHで動作している事から、必然的にこれらもRPHのプラグインとしての面を持つ。
LSPDFRとは別個に
動作するプラグイン
RPHのプラグインで、LSPDFRとは独立して稼動する事ができるもの。Pluginsフォルダ直下に格納されるので、RPHが作動状態であれば何時でも動く。LSPDFRプレイ向けプラグインの中には、こちらの方法を取っているものもある。
有名なのものはEmergency Uniform Pack。当然ながら、LSPDFRとは無関係のRPHプラグインはこの方式をとる。ついでに言うとフォルダとファイル構成で述べた通り、LSPDFRの本体プログラムはPluginsフォルダ直下に置かれている。
LSPDFRとは別個に
動作するスクリプト
ScriptHookVを利用して稼動するもの。LSPDFRプレイ向けのものであっても、RPHではなくScriptHookVを利用するものは少なくない。またこういったことから勤務中か否かに関わらず作動する。
代表的なものとしてELSが挙げられる。LSPDFRで遊ぶためにELSを導入する人は多いだろうが、だからと言って勤務中のみに動作するのであれば、通常プレイ時に警光灯が点灯しなくなるので困るであろう。起動設定も特に必要ないので、導入すれば直ちに使用できる点も便利である。
LSPDFRプレイから見た区分
事件・ミッション系事件・ミッションを追加するもの。車両による追跡、他の警察官からの支援要請、建物内部の捜索など、様々なものがある。
機能追加系任務を補助する様々なツールやシステムを追加するもの。新たな警察用端末を追加したり、スパイクベルトが使えるようになるなど。
LSPDFR機能のアップデートLSPDFRに最初から追加されている機能を、さらに改善する目的のもの。応援部隊のAIを改善したり、応援の種類を増やすものなど。
複合系上記の要素を複合して持っているもの。

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LSPDFR用プラグイン同士の連携

LSPDFR用プラグインは、相互に連携して動作するものがある。
例えば車載端末(MDC)を追加するComputer+は、事件系プラグインと連携する前提で作られたプラグインである。
それにより、事件系プラグインの制作者がComputer+と連携するようにシステムを組めば、事件に関するより仔細な情報がComputer+の端末に表示される。

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