Grand Theft Auto V(GTAV)の警察プレイスクリプトMODであるLSPDFRの情報を日本語でまとめたものです。LSPDFRの導入、プレイ方法、関連プラグイン及びスクリプトなどについて解説していきます。



前回のコラムでは3DユニバースからGTA4へと至る道程を書いた。
その冒頭ではOpenIV開発中止についてグチを書いたが、どうやらこれは穏便な形で収束したようだ。
詳細はOpenIV配布中止に関しての記事に譲るが、3週間に及んだ騒動はOpenIVの開発再開という、
MODコミュニティにとって望ましい形で終結する事となった。
とりあえず一安心と言ったところだが、終わって見れば誰も得るものがない空騒ぎだったのではないだろうか。
OpenIV開発チームはGTA4のマップをGTA5へ移植するプロジェクトを諦めたので、
この点はロックスター・T2から見れば益があったとも言えるのだが、それは個別に要求すれば済む話。
一度は発生したOpenIV開発中止という衝撃が、以後に尾を引かなければ良いのだがと思う。

LCPDFRを始める

本題。
当初はGTA4はPS3で済ます予定だった管理人だが、LCPDFRのプレイ動画を見てPC版を購入することを決めた。
LCPDFRはLSPDFRの前作に当たるスクリプトMODで、GTA4で警察官としてプレイできると言うもの。
LSPDFR公式サイトの名称はLCPDFR.comだが、その名前の由来となったのがこのMODである。
最初に見たニコニコ動画の投稿を探したのだが、どうやら既に削除されてしまったようだ。
とりあえず参考までにということで、管理人がかつて投稿したプレイ動画を御覧頂こう。


こうしてLCPDFRを始める事にした。
ただ管理人はスクリプトMODに手を出すのは初めてなので、どうにもとっつき辛い印象を抱いていた…のだが。
実はここに関してはそれほど困らなかった。
LCPDFRはオートインストーラーがあったので、ライブラリも含め導入そのものは凄く簡単だったのだ。
自分で確認しながら行った作業と言えば、動作環境である.NET FrameworkとVisual C++をインストールしたごとぐらいである。

これはLCPDFRを遊ぶのみならず、スクリプトMOD全般を遊んでいく上でも非常に助かった。
なんせASIローダーやScript Hookも勝手に導入してくれるのだ。
最初に「どれとどれが必要なんだ?」と悩む事もなく、当時のどんなスクリプトMODでも概ね動く環境がいきなり揃ってしまった。
LCPDFRと開発チームのG17 Mediaは広い意味でも、管理人とGTAシリーズとの付き合いを容易に幅を持たせてくれたことになる。

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LCPDFRハマり、周辺MODにも手を出す

親切設計のお陰で容易にLCPDFRを始められた管理人。
それにハマるのに「月日」すら要らなかった、30分もかからなかった。
警官になり、パトカーに乗り、街中で犯罪に対処していく。
それも銃をやたらぶっ放すわけではない、交通違反の取締りもあれば逮捕もちゃんとある。
こういう「普通のお巡りさん」のゲームはあまりないこともあり、短時間ですっかり虜になってしまった。
しかも元のゲームはGTA4だけにグラフィックは折り紙付き。
それで面白くないわけがない。

そうしてハマっていくと、やはり人間というのは欲が出てくる。
要するに「あれも欲しい、これも欲しい」となってくるわけだ。
しかも、欲しい物は既に用意されていて、どんどんMODコミュニティに投入されていた。
例えば実車のパトカーMOD。
GTAシリーズの車は実車を上手くデフォルメしていてかなり格好良いのだが、やはり遊んでいると「折角だから実車も使ってみたい」とも思う。
少し探しただけで、LCPDFR.comでも他のMOD配布サイトでも、色んな実車MODを見つけることができた。
導入に使うツールは当初はSparkIV、後にOpenIVを使うようになり、これらもUIの使いやすさもあって直ぐに慣れた。
覚える事と言えばGTA4に合わせたファイル・フォルダ構成だが、3Dユニバースと違いタイヤのモデルや当たり判定もセットになっていたので、
こちらの面では過去作よりもむしろ取っ付きやすいという感想を持ったぐらいだ。

MOD制作者の有り難い労力のお陰で、管理人は再びMOD沼に喜び勇んではまっていく。

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他のスクリプトMODにも手を出す

あれも欲しい、これも欲しい…
その留まるところを知らない欲望は、スクリプトMOD方面へも広がっていく。
LCPDFRの親切設計により、スクリプトMODを容易に導入できる環境は揃っている。
「こういうのを導入すれば遊びの幅がさらに広がる」と考えた。
そしてこれもまた幸福な事に、山ほど色んなものが供給されている。
管理人はLCPDFRプレイをさらに充実させるべく、LCPDFR.comを中心にスクリプトMODを漁ることにした。

どれを最初に導入したかは正確には覚えていないが、かなり早い段階で使い始めたのはEmergency Lighting System (ELS) だ。
管理人がLCPDFRを始めたころには既にELSはあったので、実車MODの導入とあわせて使い始めたのだろうと思う。
基本的な動作は今と同じようなもので、車体の部品パターン(エクストラ)に警光灯の発光部のテクスチャを割り当て、これを切り替えることで点滅を再現していくというもの。
世の中には頭の良い人がいるのだなと関心した。
対応実車MODと共にGTA4に導入し、LCPDFRを開始してみたところ…
恐らく他人が見たら気色の悪い笑みを、管理人は顔面に浮かべていたのでは無かろうか。

リアルな煌きを纏ったクラウンビクトリアが、リバティーシティの大通りを駆け抜けていく
何台ものLCPDのパトカーが果敢にも被疑者車両の制止を試み、被疑者は警察の隙を付こうと躍起になる
一般車両の合間を縫って蛇行し、エンジンが唸りを上げ、赤い光がビルを照らし、サイレンが吠え、パトカーは被疑者の行く手を阻み続ける
その中の一台のハンドルを握っているのは自分だ!

…こんな体験をして、気色の悪い笑みを浮かべるなというのが無理というもの。
これはFirst Person MOD (一人称視点MOD)を導入してさらに加速した。
GTA4は5と違って一人称視点がないのだが、それをスクリプトで可能にしたのがこのMOD。
先の光景をクラウンビクトリアや、シボレー・インパラや、フォード・フュージョンのフロントガラス越しに見るわけだ。
今ではすっかり慣れてしまったが(慣れとは恐ろしいものである)、当時の自分は今までに無い体験に寸暇を惜しんで遊んでいた。

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ペイントMODを作り始める

自分は3Dモデリングをする技術も知識もない。
だから自分でMODを作るというのは無理なのだが、それでもできる事があった、ペイントMODだ。
これはペイントソフトさえ使えれば可能なものだし、凝った絵を描くわけではないから絵心も必要ない。

最初の動機はMOD車のペイントを自分用に少しだけ弄ってみようと思ったこと。
分署番号なんかをちょっとだけ変えてみる、といった程度のことだ。
だがある事がきっかけで本格的にペイントを作ってみようと思い立った。
そのきっかけとはArea Livery MODとの出会いである。

(続くように善処する)

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