Grand Theft Auto V(GTAV)の警察プレイスクリプトMODであるLSPDFRの情報を日本語でまとめたものです。LSPDFRの導入、プレイ方法、関連プラグイン及びスクリプトなどについて解説していきます。

Police Station Armory (警察署武器係)とは、ミッション・ロウ警察署の武器係を実際に利用できるようにするプラグイン。
pluginsフォルダ直下に置くので、LSPDFRの状態に関わらず単独で動かせる。
制作者はalexguirre氏である。

Police Station Armory

インストールとフォルダ・ファイルの構成

インストール

上記サイトから.zipをダウンロードして解凍すると、以下の三つのファイルが出てくる。
  • Pluginsフォルダ
  • readme
  • Police Station Armory Loadouts Creator.exe

インストールはPluginsフォルダをゲームフォルダに置くことで完了する。
最後の.exeファイルの使い方は後ほど記す

フォルダとファイルの構成

  • plugins
    • Police Station Armory.dll (本体ファイル)
    • Police Station Armory.ini (構成設定ファイル)
    • Police Station Armory Resources (このプラグインが使う、設定や画像のファイルが格納されたフォルダ)
      • UI (ゲーム中のメニューに表示される画像データが入ったフォルダ)
      • Loadouts (装備を一式纏めたセットの設定ファイル)

構成設定

On The Fly Mode Enabled = true
バージョン1.4からはFly Modeという機能が追加された。
これはどこでも武器庫機能を使えるようにし、装備類を引き出せるようにしたもの。
上記の項目で設定するのはFly Modeを使用するか否かの設定で、初期設定は使用するtrueである。
使用不可とする場合はFalseに変更。

Open/Close On The Fly Menu Key = F7
Fly Modeを起動するキーの設定で、初期設定ではF7になっている。
一回押すと起動し、もう一回押すと終了。
変更する場合はここを参考にしてキーを変更する。

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ゲーム中の使い方

ミッション・ロウ警察署の窓口を使う場合

LSPDFRの開始と終了の項目でも少し触れたが、ミッション・ロウ警察署のエントランスに面した武器係窓口を訪れて使う。


 武器係窓口に近づくと、Press E to enter the armory (Eを押して武器係を訪れる)というメッセージが出る。



 Eを押すと武器係と話すことができ、右側に欲しい武器を選択するメニューが表示される。
 入手できる武器と装備は項目別に分かれており、Handgunsは拳銃、Long gunsはショットガンやタクティカルライフルなどの所謂長物、
 Throwablesは投擲武器、Miscsはボディーアーマーなどのその他装備、Loadoutsは装備類を一式纏めたセットのこと。
 警察の武器係と言う設定ではあるが、ゲーム中に入手できる装備類は全て入手可能となっている。



 Loadoutsは複数の武器やボディーアーマーを纏めたセットで、一式を一気に入手することが出来る。
 MOD制作者が予め用意したものがあるが、それとは別にユーザーが自由に設定することも可能。
 画像だと、Patrol Duty EquipmentPrivate Equipmentは管理人が作ったもの。
 前者はパトロール勤務をイメージして作ったもので、後者は普段使いの武器を収めたものである。
 設定のやり方は後述



 用事が済んだら再びEを押すことで武器係から退出できる。



 ちなみに、先述のようにこのプラグインはLSPDFRとは独立して稼動することができるものであり、
 勤務中でなくても武器係から装備類を入手することができる。
 ゲーム本編ではフランクリンは犯罪者であるから、警察が犯罪者に武器を渡すと言う癒着と汚職の画に。


Fly Modeを使用する場合


 Fly Modeを使用する場合は、どこでも良いので構成設定で規定されたFly Modeキー(初期設定はF7)を押す。
 すると画面右上に窓口と同じようなメニュー画面が登場。



 Loadoutsを開いたところ。
 選択すると窓口の時と同じように装備一式を入手できる。
 終了する時はもう一度Fly Modeキーを押す。


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自分独自のLoadoutの作り方

Loadoutの設定ファイルは同梱の Police Station Armory Loadouts Creator.exe ファイルで作成することができる。
他のも幾つか作業があるので、Loadouts作成〜使用までの流れを説明していく

設定ファイルの作成

まずは設定ファイルを作ろう。
Police Station Armory Loadouts Creator.exe をダブルクリックで起動。


 起動するとこういうウィンドウが表示される。



 各部の説明は左のようなもの。



 作成開始。
 ゲーム上の表示名は"I Love Shibu-Rin"、メニュー画面で使用するテクスチャの名前は"ShibuRin"にした。
 画面左の武器一覧から好きな武器を選んでクリックし、中央のAddボックスにチェックをいれると、その武器がLoadoutsに加えられる。
 また武器の追加パーツは右側のComponentから選ぶことが可能で、ボックスにチェックを入れればそのパーツが装着された状態でLoadoutに入れられる。



 というわけでジャンジャカ作っていく。
 ゲーム中と同じく、武器に装着できる追加パーツは設定があるもののみ。
 装着できないパーツは灰色で表示され操作できない。
 設定し終わったら右下の Save Loadout を押して.xmlファイルを出力する。



 どこでも好みの保存先フォルダを選び、ファイル名を記入して保存をクリック。
 ここではファイル名を"Shiburin’s_bag"にした。



 無事に自作Loadoutの.xmlファイルが保存された。


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メニュー画像作成

メニュー画像は設定をせずとも使用することは可能だが、メニュー上で分かりやすくするためにも作った方が良い。


 今回作った画像。
 画像の大きさは、元から入っている画像に合わせて256x128にしてある。
 ファイル名は先ほどテクスチャ名に入力したものにし、この場合は"ShibuRin"である。
 しぶりんの画像はシロP氏の立ち絵素材から。


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Loadoutsの.xmlと画像をフォルダに入れる。

 
 先ほど書いた通り、.xmlは "plugins\Police Station Armory Resourse\Loadouts" に、
 作成したメニュー用テクスチャは "plugins\Police Station Armory Resourse\UI "に入れる。



 テクスチャ用画像をフォルダに入れた状態。
 赤枠で囲ったのが今回作った画像で、装備アイコンの絵はMOD制作者が予め用意したもの。
 画像の設定をしなかったり、画像ファイルが適切に導入されていない場合は、緑枠で囲った画像がメニューに表示される。


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実際にゲームで使ってみる

 
 しぶりんっぽいキャラをEUPで作ろうとして…全然似てない娘が作成されたorz。
 そもそもロングヘアーが見つからなかったし。
 日本的な美少女キャラを、海外ゲームのキャラクターエディットで再現するのは難しい。
 もし成功した人がいたら、管理人まで御一報ください。



 ミッション・ロウ署の武器係を訪れるしぶりん。



 ふーん、あんたが私の武器係?まあ、悪くないかな…。
 私は渋谷凛。今日からよろしくね。




 メニューに I Love Shibu-Rin がちゃんと表示されている。
 また画像も問題なく表示されているのが分かる。



 パンチラしそうになるしぶりん。



 しぶりんのLoadoutの中身。
 ちゃんと入手することができた。


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参考:本物のLAPDの武器係


1975年代半ばに撮影されたLAPDのドキュメンタリーフィルム。
この映像の冒頭に、所轄の武器係で巡査達がショットガンを受け取る様子が映っている。
40年前に撮影されたものなので今とは異なる点も多いだろうが、概ねの雰囲気は伝わるのではないだろうか。
この映像と比較すると、ゲームは武器係の窓口の作りなどが良くできているのが分かる。
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