Grand Theft Auto V(GTAV)の警察プレイスクリプトMODであるLSPDFRの情報を日本語でまとめたものです。LSPDFRの導入、プレイ方法、関連プラグイン及びスクリプトなどについて解説していきます。

Simple TrainerはScript Hook Vで動くトレイナー(MOD Menu)と呼ばれるスクリプトMODの一つ。
自分が使用するキャラクターや乗り物、武器を読み込んだり、動物を含むNPCキャラクターの読み込み、任意の場所へのワープ、
キャラクターに特定のアニメーション(動き)を行わせること、気象や時間を自由に設定することなどが可能となっている。
ゲーム中で使用するありとあらゆるものを自由に呼び出し制御を行えるものだ。
機能的には所謂チートができるのであるがそれだけではなく、ムービー撮影の為にキャラクターに自由な演技をさせる事も可能であり、
様々な目的からこのスクリプトMODを使用している人は多いのではないだろうか。

LSPDFRを遊ぶ上でSimple Trainerは必須ではないが、あると便利なことが多い。
この項目ではそんなSimple Trainerの活用方法をご紹介していく。

Simple Trainerの導入

ダウンロードとインストール

Simple Trainerを使用するにあたっては以下の二つをダウンロードしよう。

Script Hook VはGTAシリーズのスクリプトMOD界隈でお馴染みのライブラリ。
Simple Trainerはこのスクリプトの本体である。

インストールするには上記からダウンロードしたファイルを解凍し、ScriptHookV.dlldinput8.dllTrainerV.asiTrainerV.iniの四つのファイルをメインフォルダに置く。

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フォルダとファイルの構成

ゲームフォルダは割愛

ScriptHookV.dll (Script Hook Vの本体)
dinput8.dll (.asi拡張子のスクリプトを読み込むためのファイル)
TrainerV.asi (Simple Trainer本体)
trainerv.ini (Simple Trainerの構成設定ファイル。ショートカットキーの設定やセーブ車両/服装のデータが書きこまれる)
weapons(番号).ini (保存した武器の組み合わせを記録したファイル。"weapons"から保存を実行した後で作成される。詳細は後述)

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活用法

以下のような方法でLSPDFRのプレイがより便利にすることが可能で、特にForceDutyコマンドで開始した場合は重要になる。
ものによってはより便利な専用スクリプトMODが出ていることもあるが、とりあえずSimple Trainerを使う事で必要を満たす事はできるだろう。

キャラクターを変える

Model Spawnでは自分のキャラクターを変える事ができる。選べるキャラクターはゲーム中に登場する全てのもの。左の画像はLSPDの警察官キャラクターを選んだところ。一般的な開始方法はスタート時のキャラクター選択で警官キャラを選ぶので不要だが、ForceDutyで始めた場合はこれか、若しくはEUPを使用しなければ警官キャラを選ぶ事はできない。EUPでキャラを選ぶならSimple Trainerでなくても良いが、そうでない場合はModel Spawnを利用して警官キャラになろう。あえてプレイヤーキャラを使用したり、或いは他のNPCキャラで遊ぶと言う手もある。
ForceDutyで始めた場合はプレイ終了後もModel Spawnは使える。画像はForceDutyで開始しEUPを用いたプレイ後に、通常どおり警察署から終了処理を行ったところ。左上画像のプレイヤーキャラがマイケルになっているが、実はこの時の操作キャラはフランクリンである。一般的な開始方法では警察署で始めた時のキャラに、この場合はフランクリンに戻る。しかしForceDutyはその過程を省くからかプレイ後はマイケルになってしまうのだ。Model Spawnではプレイヤーキャラの外観に変える事もできる。そこでフランクリンの外観に戻したのが左下画像。服装はModel SpawnのClothes Menuから選ぶ事が可能で、この中には特定の服装パターンをセーブ/ロードする機能も入っている。これらによって本来の操作キャラの外観に戻す事、また任意の服装に簡単に戻す事も可能となっている。服装のセーブはSave Slot (番号)を実行して保存し、ロードする時は同じ番号のLoad Slotを実行する。

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武器を変更

ForceDutyコマンドに関係した留意点としては携行する武器もある。一般的な開始方法ではその時点での所有武器は一旦消され、警察プレイ用にピストルや警棒が与えられる。しかしForceDutyで開始した場合はこの過程が省かれるので、画像のように元々持っていた武器がそのまま残る。これでプレイする事は可能ではあるが、警察に相応しくない武器も残るので、プレイし辛いと感じる事もあるだろう。
そこでWeaponsメニュー1ページ目にあるRemove All Weaponsを実行する。すると画像のようにその時点で携行している武器は全部消える。警察プレイに不要な武器を一度全部削除することができるわけだ。
一度武器を削除した後でPolice Station Armoryなどを使えば必要な武器だけ持つ事ができる。これで武器で悩む事はないだろう。尚この方法を応用すれば、例えばピストルを削除してコンバットピストルを持つようなことも可能。ForceDutyを使わない一般的な開始方法でも、自分が携行する武器を自由に組み変える事が可能となっている。
また武器にも服装と同じようなセーブ機能がある。"Weapons Load/Save Menu"から行うもので、セーブでその時点での武器の組み合わせを保存しロードで読み込む。ロードは組み合わせ全体でを完全に入れ替えるので、保存データにない武器は削除され、アタッチメントはデータのものに置き換えられる。保存データはweapons(番号).iniに記録される。

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MODの追加車両を呼び出す

Simple TrainerのVehicles Spawnはメニューから車種を選択し、任意の車をいつでも自由に呼び出す機能。便利な機能でLSPDFRで自車が大破した場合などで使える。加えて車の呼び出しはメニューからの選択ではなく、モデル名を直接打ち込んで実行するものもある。これはMODで追加した車両を呼び出す時に使える機能だ。そういった車は既存のものの置き換えではないため、Vehicles Spawnでの車種選択でも選択肢が表示されない。また緊急自動車であったとしてもLSPDFRの車両選択メニューでも選ぶ事はできない。そこでモデル名を打ち込んで呼び出すというわけだ。
しかし使うたびにモデル名を打ちこんで呼び出すのは面倒でもある。こんな時に便利なのがVehicles Menuにある車のロード/セーブ機能。現在自分が乗っている車を保存しておき、何時でも自由に呼び出せるようにするもの。セーブとロードの方法は服装と同じ。画像はこれでSheriff3を呼び出したところ。車の色やパーツ(エクストラ)、ナンバープレートは保存時と同じ物が適用される。尚、ロードの選択肢の隣にある車種名はモデル名ではなく、vehicles.meta"<GameName>"の車種名が表示される。画像のSheriff3の場合はPark Rangerになっている。これは車名を実車と同じにした時に、シボレー・シルバラードSSVの表示をパークレンジャーにあてがいvehicles.metaの設定をそれにした為。Simple Trainerは標準の車種名をハッシュと紐付きにして認識するので、global.gxt2の表示を改変しても標準と同じ車種名が表示される。

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