GTA3でMODにのめり込んだ管理人は、その勢いでバイスシティとサンアンドレアスのPC版も買い求めた。
GTA3から始まるこれらの作品群は3Dユニバースと呼ばれている
平面絵を機軸としたGTA〜GTA2までに対し、3Dグラフィックで描かれているのが特徴というわけだ。
システム面ではGTA3のものが基本的には流用されつつ改良が施されていった。
MODコミュニティは作品を経るごとに拡大して行き、様々な車やキャラクター、武器、アイテムのMODが登場していく。
これらを導入するのに必須となるツールについても、GTA3で培われたものを改良しつつ使われていた。
管理人にとってはどちらも思い出深い作品だが、特にサンアンドレアスはゲーム自体の秀逸さに驚いた。
まず、マップがそれ以前と比べて広がっているにも関わらず、移動に伴うローディングがなくなったこと。
GTA3とバイスシティでは他の島に移動する時に、橋や川の途中でローディングが行われていた。
大した時間がかかるわけではないのだが、サンアンドレアスではそれがすっかり無くなって滑らかになったのだ。
地形は豊富になり、異なる区域では異なる警察が登場し、武器やアイテムは豊富、サイドミッションも多種多様。
そしてストリートギャングの主人公が、裏切りと友好を重ねながら成り上がり、復讐を果たしていく物語。
当時はユーザーのみならず、ゲーム雑誌でもサンアンドレアスの凄さが話題となっていた。
単体でも秀逸なゲームなのだから、MODを導入すれば楽しみがさらに深まるのは言うまでも無い。
マセラティで追いかけてくる敵対ギャングからバイクで逃げ、LSPDのCVPIをロケットランチャーで吹き飛ばし、ジャガーで夜明けのサンアンドレアスを駆け抜ける。
当時はまだ正式な一人称視点はなかったが、カメラの設定を変えて一人称視点でも楽しんでいた。
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