LSPD:First Response まとめサイト - OpenIV配布中止に関して
:2017年6月28日からOpenIVの配布は再開されています
  詳細は以下の説明をお読みください

:2017年7月5日をもってOpenIVの開発が正式に再開されています
  本記事の諸注意は解除されています(無視しても大丈夫)
  詳細は以下の説明をお読みください



既にご存知の方も多いと思いますが、GTA4/GTA5のファイル入れ換えツールソフトであるOpenIVの配布が中止されました。

Take Two vs. Modding

OpenIV開発チームは、Rockstar Gamesを擁するTake-Two Interactiveから権利侵害と配布中止の通告を受け、これを受諾。
OpenIVのアップデートを打ち切り、全てのサイトでOpenIVの配布を中止しました。

本サイトでご紹介しているLSPDFR自体はOpenIVを使用するものではありませんが、LSPDFRプレイヤー向けのMODの中にはOpenIVを使用して導入するものもあります。
よって既にOpenIVを導入済みの方を除き、今後は代替となるツールソフトが公開されない限り、それらのMODを導入する事はできません。
本サイトでご紹介しているMOD関連記事のうち、OpenIVが関連しているものは以下の通りです。


これらの記事に関しては、一部或いは全てが既にOpenIVを導入済みのユーザー向けの内容になります。

2017年6月15日
管理人 Leclerc



※追記 2017年6月25日
6月14〜15日頃に行われたアップデートで、OpenIV起動時に削除を促す警告文とアンインストールボタンが表示されるようになっていましたが、
24日以降に行われたアップデートでこれらの警告とアンインストールボタンが表示されなくなりました。
また時を同じくして、ロックスターゲームズがMODに関する姿勢を改めて表明した事、ロックスターとOpenIV開発チームが話し合いをしているとの報道もありました。

『GTA V』Rockstar GamesがModへのスタンスを明言、シングル向け非商用Modには基本不干渉に

以上のことから、テイクツー・ロックスター側とOpenIV開発チームとの間で、何らかの妥協に至る見込みも出てきました。
但しOpenIVの配布はまだ正式には再開しておらず、開発チームから新たな声明は出ておりません。
よってOpenIVに関して何らかの新たな表明が出されるまで、上記6月15日の注意文は維持するものとします。

管理人 Leclerc



※追記 2017年6月28日
OpenIV公式サイトで、OpenIV v2.9の配布が再開されました。
一連のOpenIV配布中止の問題はロックスターゲームズの仲介の下、一定の合意に至ったのだろうと思われます。
今後がどうなるかはまだ未定の部分も多くありますが、とりあえず新規の方もOpenIVを使ってMOD導入が可能な状態になっています。

管理人 Leclerc



※追記 2017年7月5日
日本時間の7月5日、gtaforumsにOpenIV開発チームからのメッセージが書き込まれました。
またそれと時を同じくして、youtubeのOpenIV公式アカウントでメッセージ動画が公開されています
gtaforumsのものを翻訳して引用し、その後で私見ではありますが解説します。

The community (MODコミュニティの皆さんへ)
First of all, we want to say "Thank you" to everyone who supported us in this tough situation.
(まず最初に、この困難な状況において私達を支えてくださった人々に、感謝の気持ちをお伝えいたします)

We’re very grateful for your support; for demonstration of the fact, that modding community is still a minority, but very vocal, creative and determined minority.
(皆さんの主張活動、少数ながらも創造的で毅然と声を上げる姿勢にとても感謝しています)

You made the impossible and this story is already scribed into the history of PC gaming and the Internet itself.
(不可能を可能にした皆さんの物語は、PCゲームとインターネットの歴史に刻まれました)

Yes, this is your victory! Congratulations and many thanks once again!
(皆さんの勝利です!おめでとう、そしてもう一度「ありがとう」と申し上げます)
OpenIV and modding (OpenIVとMOD)
The development of OpenIV will be continued as before.
(OpenIVの開発はこれまで通り行います)

OpenIV never supported GTA Online modding and will not support it in the future.
(OpenIVはGTAオンライン用MODを補助した事はなく、また今後も補助する事はありません)

Our work will be continued within the Rockstar modding policy.
(私たちの活動は今後ともロックスターのMOD指針に準拠してまいります)
Liberty City in Grand Theft Auto V (リバティーシティー・イン・GTA5について)
Unfortunately, our highly anticipated mod “Liberty City in GTA V” will not be released because it clearly contradicts with Rockstar modding policy.
(残念ではありますが、予定していた「リバティーシティー・イン・GTA5」ですが、ロックスターのMOD指針に明確に違反する為に中止いたしました)

Liberty City mod is a big loss for us, since it was a huge part of our motivation to push OpenIV functionality.
(リバティーシティーMODを失う事は私たちにとっても大きな損失です。OpenIVの機能を充実させていく上で、とても大きな目標だったからです)

MODコミュニティの皆さんへの部分は、T2への署名や様々な抗議活動に対する謝意です。

OpenIVとMODの部分は、OpenIV開発継続を宣言した上で、ロックスターゲームズのMOD指針に準拠する事を改めて示したものです。
つまりOpenIVとは飽くまでオフラインMOD用のツールであり、オンラインで使用するチートツールなどを支援した事はなく、今後もしないと言うもの。
Take-TwoがOpenIVに開発中止要請を出した理由が「オンラインでの荒し行為を手助けしている」というものだったので、それを明確に否定したものとなります。
一部の詳しい人たちによれば、オンライン用の悪質なMOD MENUの中には、OpenIVのデータを勝手に転用して使っていたものもあったとのこと。
「もしかしたらそのせいで、OpenIVが『オンライン荒しの温床』として疑われたのではないか?」という推測もありました。
管理人には詳細は分かりかねますが、いずれにしてもOpenIVはオンライン荒しに手を貸す事はなかったし、今後も無いということです。

リバティーシティー・イン・GTA5についての部分は、OpenIV開発チームが進めていたマップMODの開発中止を示したものです。
OpenIV開発チームは、GTAIVのリバティーシティーマップをGTA5へと移植するプロジェクトを進めていました。
権利侵害を避けるため、ユーザーが各自のGTAIVからデータを抜き取って移植する(各自が自分で購入したデータを使う)という方針でした。
しかし6月25日に表明されたロックスターの改正MOD指針では、自社を含む他のゲームからの転用データ使用については排除の対象になるとのこと。
つまりLC in GTA5もこの指針に抵触するため、OpenIV開発チームはプロジェクト中止を決定したと言うことです。

彼らにとって大きなプロジェクトであったLC in GTA5は中止となりましたが、開発チームよりOpenIVの開発続行が宣言されました。
よって本記事における6月15日の諸注意を、本日をもって解除いたします。
尚、ユーザーへの情報提供を目的とし、この記事はこのまま残すことにいたします。

管理人 Leclerc