構文の階層は以下のようになっている。
0:<CAmbientModelSets>
┗
1:<modelsets>
┗
2:<Item type=(コマンド)>
┣
3:<Name>このセットの名前</Name>
┗
4:<Models>
┗
5:<Item>
┣
6:<Name>車の名前</Name>
┣
7:<Variation>
┗
8:<Probability>
0と
1は構文全体の区切りで、最初と最後だけにつく。
0には
"CAmbient"とついている。
Ambientという言葉はGTA5の設定構文では、街中で読み込まれるものにつけられる。
つまり特定のミッションでのみ読み込まれるようなことではなく、街中を歩いて目にするようなもののこと。
LSPDFRの追加プラグインの構成設定でも、街中でランダムに発生する事件のことを
"Ambient Event"と呼ぶ事が多い。
このことから、ファイルが規定しているのはそれと同じように、街中にスポーンされる車であると想像することができる。
2は一つ一つの車両セットの区切り。
各車両セットには
3で固有名称が与えられており、該当する車を
4以下の部分に記述して行く。
3はセットの固有名称であり、読めばセットの趣旨がなんなのかは大よその見当がつく。
4は車両を記述する部分の区切りで、この中にセットに組み入れる車両を全て入れる。
5の
"<Item>"は一台一台の車両の区切り。
一つのセットには複数台の車両が入っているが、一台ごとに
"<Item>〜</Item>"で区切って記述していく。
6は車の名前を書く欄で、
vehicles.metaで使用するのと同じシステム上の車両名を書く。
ゲームに表示する名前のIDではないので注意が必要。
7は車のバリエーション記述の区切りで、ペイントや
車体部品をこの中で指定する。
ただ詳細設定が分からないので、詳しく書く事はしない。
管理人が一つ言えるのは、ランダム設定にする場合はコマンドに
"null"と書くであろうことだけだ。
8の言葉の意味は確率。
よって出現確率のことだと思われる。
ざっと見た感じだと標準の車は1.0に設定してあるので、これに倣った方が良いと思われる。
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